中越防災フロンティアとは

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2004年10月23日に発生した中越地震は、中越の広範な地域に未曾有の被害をもたらしました。復旧・復興は徐々に進んでいるものの、その道のりはまだ長く、これから取り組まなくてはならない課題もたくさん残されています。

日本の国土の約7割は中山間地域が占めていることから、「中越地域の復興」は、同時に、「中山間地域の災害復興をいかに成功させるか」と同じ意味合いを持っています。それだけに、山古志地区をはじめとした中越地域の復興は、日本の国づくりのあり方が問われているといっても過言ではありません。

「中越防災フロンティア」の活動では、地域の物理的な再生・再建とは異なる視点で、地域のみなさんが将来に希望を持てる、新たな地域づくりの方向性や計画を希求していきます。豊かな自然と資源に恵まれた中山間地域に人々の暮らしから無理なく拡がる、復興プロジェクトを地域のみなさんとともに立案、推進します。まさしく、復興について前例のないフロンティアに挑むのが、「中越防災フロンティア」の活動です。

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中越地震の被災体験を活かして、中越地域の防災学習や災害研究の拠点エリアとして情報発信を行うとともに、山古志地区などの中山間地の資源を活用して新しい発想による地域づくりを進め、新たな産業の創出や交流の拡大をめざします。過去の地域の姿にとらわれない発想で、被災前よりも活力と魅力、そして希望のもてる中山間地域のモデルエリアを形成します。

災害アーカイブス
中越地域を中心に、これまでに発生した災害に関するあらゆる情報を収集・整理します。そうした情報を加工し、災害や防災に関する情報を発信するとともに、防災研修用教材を作成するなど、災害・防災研究への活用を図ります。
防災視察・研修・学習
行政職員や自治組織を対象とする防災視察を企画、ガイドします。そのために必要となるツアーマップやガイドブックを製作するとともに、視察ツアーをコンダクトする「ガイド」や「語り部」の養成にも取り組みます。また、子供たちには、体験しながら防災を学ぶ学習機会を提供します。
地域資源・環境の再認識、保全、活用
棚田は、いまや数少なく残された日本の原風景の一部です。震災により被害を受けた景観や農地の整備はもちろんのこと、中越地域の地域資源や環境を再認識し、保全と活用により、失われた生活文化を取り戻します。また、「はさがけ米」や野菜、山菜などの農産物等を中越ブランドとして全国に発信するなどして、被災地の復興を支援します。

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